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硬水と軟水~水の雑学~

水には「硬水」と「軟水」があるのをご存知の方は多いと思います。
水の硬度とは、水に含まれるミネラル、すなわちカルシウムやマグネシウムの濃度で示される指標のことをいいます。

カルシウムやマグネシウムの含有量が多い水を「硬水」といい、少ない水を「軟水」と呼びます。
硬水は肉の臭みを抑え、灰汁を取りやすくする性質があるため、料理では洋風だしをとったり、肉を使った煮物や鍋ものに適した水といわれています。また、パスタをゆでる際、コシを強くするには硬水を使うと良いとされています。

軟水は、昆布だしや干しシイタケのだしをとるときに適していて、日本料理には全般的に使いやすい水といわれています。
ごはんも軟水のほうがおいしく炊き上げることができます。

地域によって、水の硬度が異なるのには理由があります。雨水や雪解け水が大地に透水し、川へと流れる過程において、地層のあらゆる成分が水に溶け込んでゆくからです。

日本は、火山性の地層が多い地域ですし、河川も世界と比較すると短い河川が多くあります。すぐに川や海へと流れ出ていきますのでミネラルはあまり含まない軟水がほとんどとなっています。

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