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美味しい水の要件とは?

水の味は、含まれている成分や、その成分の量などの微妙なバランスによって変化します。
水のおいしさは、味覚による部分が大きいですが、そのほかに嗅覚、資格によっても感じ方は異なりますし、気温による影響もあります。

むかし、厚生労働省が厚生省と呼ばれていたころに、「おいしい水の要件」の指針が作られたことがあります。それには次のような項目があるのですが、水にはいろんな成分が含まれていることがわかります。

・蒸発残留物
おもにミネラルの含有量を示し、その量が多いと苦みや渋みを感じる。適度に含まれるとコクのあるまろやかな味がする。

・カルシウム、マグネシウム
、ミネラルのなかで量的に多いのがカルシウムとマグネシウム。これによって水の硬度が変化する。量が少ないと硬度は低く、多くなると反対に硬度は増し、苦みや渋みが増す。

・遊離炭酸
水の中に含まれる炭酸ガスのこと。味にさわやかさを加える。多くなりすぎると刺激が強くなる。

・残留塩素
塩素によって水を安定的に保つ処理をするため、わずかに含まれている場合がある。濃度が高いとカルキ臭を与え味を損なう。

日本の水道水は基本的には飲料水としても安全性が確保されていますので、安心して飲むこともできます。日常で使う水を各ご家庭へ供給するのは水道工事士の仕事です。

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